昨年暮れ、『古代の歌の物語』を書き上げた。今日、『もの言わぬ皇子 出雲大社と「古事記」』を脱稿し、データを送信した。
『もの言わぬ皇子』の執筆の前に私の研究ノートでもある『古代史の研究1』をまとめた。こちらは未だ非公開だが、いずれ刊行するつもりだ。
それで今はニュートラルな状態である。
次は古代製鉄、蛇神信仰などを論じるつもりだったが、しばらくは物部氏を研究することとなった。
現在、発掘が進められ何かと話題の富雄丸山古墳から出土した蛇行剣を中心に考えようとしたが、するとどうしても物部氏が気になる。そこで遠回りして「古代史研究ノート」は物部氏と『先代旧事本紀』に踏み込むことにした。